★県水産試験場からの情報です

外来藻類のミズワタクチビルケイソウが長野県内でも確認され始めています。このケイソウは繁茂すると水中で綿状の群生をつくり、魚類、水生昆虫の生息や生育だけでなく、釣りの仕掛けに藻がまとわりつくなど、支障をきたすことが懸念されます。

このケイソウが侵入した河川で釣りをした場合、釣り具やたも網、長靴、ウェーダーなどにケイソウが付着し、その後、殺藻せずに他の川で使用すると、分布域を拡大させてしまう可能性があります。

私たちが試験をおこなった結果、ミズワタクチビルケイソウは5%塩水、60℃以上のお湯、濃度50%以上のエタノールのいずれかに1分間浸けると死亡することがわかりました。

他の川へ移動する又は釣りから帰ったときには、川で使った道具はすべて殺藻しましょう。